文の種類 |
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Lesson 004 |
目次
1. 文の種類
2. 平叙文
3. 疑問文
4. 命令文
5. 感嘆文
5 - 1. 感嘆詞 + 形容詞 + 名詞 で感情が表現される場合
5 - 2. 感嘆詞 + 形容詞 or 副詞 で感情が表現される場合
文の種類
私たちが話そうとするときは相手に事実や情報を伝えたり、分からないことを知ろうとする場合など様々な場合があります。 英文ではその状況に応じて、平叙文・疑問文・命令文・感嘆文の 4 つを使い分けます。
平叙文
単に事実や意思をありのまま述べる文のことをいいます。文末には「.」ピリオドを付け基本的に文尾は下げて発音します。平叙文には「~である。 / ~する。」という肯定形と「~ではない。 / ~しない。」といった否定形があります。
上記の文のように be動詞 ( is ) や 助動詞 ( can ) の文を否定する場合は動詞の後ろに 「not」を置きます。一般動詞 ( bought ) の文を否定する場合は動詞の前に 「(do | does | did) + not」を置き、動詞は原形にする必要があります。( bought → buy )
疑問文
相手に対して質問したり疑問を表したりする文を疑問文といいます。疑問文は他にも依頼や提案、助言、非難などを表すこともできます。
3 - 1. 一般疑問文
返答するときに 「 yes / no 」 を必要とするため イエス・ノー疑問文 とも呼ばれ、文尾は必ず上げて発音します
-
【 肯定形 】
Are you Mr.Parrish?
( あなたがパリッシュさんですか。 )
→ Yes, I am. ( はい、そうです。 )
→ No, I am not. ( いいえ、そうではありません。 )
【 否定形 】
Aren't you tired?
( あなたは疲れていないのですか。 )
→ Yes, I am. ( いいえ、疲れています。 )
→ No, I am not. ( はい、疲れていません。 )
英語は日本語と違い相手の問いに対して否定でも答える内容が肯定の場合、「 yes 」 を使用します。
3 - 2. wh~疑問文
who や what などの疑問詞で始まる文で通常 一つの具体的な情報をたずねるときに使われます。よって「 yes / no 」では答えることができません。
Who | is | she? | ||
C | + | V | + | S |
( 彼女は 誰 ですか。 ) |
上記のように疑問詞が主語でない場合、主語と動詞の語順は ( 動詞→主語 ) になり、疑問詞が主語の場合は下記のように ( 主語→動詞 ) となります。
What | happened | to him? | ||
S | + | V | ||
( 彼に 何が 起こったのですか。 ) |
【 その他の wh~疑問文 】
When did you graduate from high school?
( いつ高校を卒業したの。 )
Where do you work?
( あなたはどこで働いていますか。 )
Which of these do you want?
( あなたは これらのうちどれが欲しいですか。 )
Whose pen is this?
( これは誰のペンですか。 )
Why do you think so?
( なぜそう考えてしまうのですか。 )
How do you go to school?
( どうやって学校へ行くのですか。 )
3 - 3. 選択疑問文
複数の中から どれを選ぶのかについて聞く疑問文のことをいいます。この文も「 yes / no 」では答えることができません。
Which do you like better, tennis or golf?
( あなたはテニスとゴルフ、どちらが好きですか。 )
3 - 4. 付加疑問文
肯定文または否定文の後ろに付け加えられる短い疑問文のことで聞き手に対して確認、同意を求めたり疑いなどを表したりします。
<付加疑問文のルール>
本文が肯定のときは付加疑問文は否定「 n't 」を付け、本文が否定のときは付加疑問文が肯定となり「 n't 」は付けません。
-
本文の内容に自信があって同意を求める時は文尾を下げて発音しますが自信が無く確認したいときは文尾を上げて発音します。
-
付加疑問文の主語は代名詞になります。
-
本文と付加疑問文の間は「,」カンマで区切ります。
Susan loves him, doesn't she?
( スーザンは彼を愛しているんでしょ。 )
Susan doesn't love him, does she?
( スーザンは彼を愛していないんでしょ。 )
【 特殊な付加疑問文 】
< 命令文, will you? ( ~してくださいね ) >
Open the door, will you?
( ドアを開けてね。 )
< Let's文, shall we? ( ~しようよ ) >
Let's go to the park, shall we?
( 公園へ行こうよ。 )
命令文
相手に対して、命令 ( ~しなさい )・依頼 ( ~してください )の他に要求・希望・禁止などを表す文をいいます。
<命令文のルール>
主語は省略されます。
-
動詞は原形を使用します。
-
ていねいに言うときは please を文の前後どちらかに付けます。
4 - 1. 肯定形
Tell the truth.
( 本当のことを言いなさい。 )
Tell the truth, please. ( = Please, tell the truth. )
( 本当のことを言ってください。 )
4 - 2. 否定形
命令文の否定には Don't を使用します。更に強く言いたいときは Never を使用します。
Don't tell a lie.
( ウソをつくな。 )
Never tell a lie.
( 絶対ウソをつくな。 )
4 - 3. Let を使った命令文
当人、または話し合っている当人たち以外の人に特定の行為をさせるよう相手に要求するときに使用する。
Let me do it.
( 私にやらせなさい。 )
Let her sleep for now.
( 今は彼女を寝かせておいてあげて。 )
4 - 4. Let's ( = Let us ) を使った命令文
話し手と話した相手側も含めて一緒に特定の行為をしましょうと提案、勧誘します。
Let's dance!
( ダンスをしましょう。)
感嘆文
What と How を使って、おどろき、喜び、悲しみなどの感情を強く表す文を言います。文末には感嘆符「!」を付けます。
5 - 1. 感嘆詞 + 形容詞 + 名詞 で感情が表現される場合
感嘆詞 + 形容詞 + 名詞 で感情が表現される場合 What が使用されます。
What | a wonderful | view | this | is | ! |
|||||
感嘆詞 | + | 形容詞 | + | 名詞 | + | S | + | V | + | 感嘆符 |
( これは何と素晴らしい眺めなんだ! ) |
5 - 2. 感嘆詞 + 形容詞 or 副詞 で感情が表現される場合
感嘆詞 + 形容詞 or 副詞 で感情が表現される場合 How が使用されます。
How | beautiful | you | are | ! |
||||||
感嘆詞 | + | 形容詞 | + | S | + | V | + | 感嘆符 | ||
( 君は なんと美しいんだ。 ) |
How | fast | she | can run | ! |
||||||
感嘆詞 | + | 副詞 | + | S | + | V | + | 感嘆符 | ||
( 彼女は なんと早く走れるんだろう。 ) |
簡潔に感情を表現するために S + V が省略されることがあります。
How pretty! ( なんてキレイなんだ。 )
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